しばらく失礼いたしました。体調がなかなか戻らなかったんで養生中心の生活をしてました。ただの風邪でも相当きつかったんで、インフルエンザって相当きついんだろうな。やっぱ注射打っといて良かった。皆さんもお気をつけて。


　ゴロゴロしながら記憶無い話を発展させたらどうなるかなどと考えてたんですが、マトモに描くと描き始めたことを後悔するような収拾つかない話になりそうになったんで軽くまとめてみました。

　最初はあれからのルート選択方式で各々のマンガ描こうと思ってまして（えらく面倒なのですぐ諦めた）。そしてうまいことリクの方の何かに当てはめられないかともくろんでもいたんですが、なんだか仏日に自分がおさまってしまったんで単純に仏日でいろいろ考えてホンワカしてました。

　でもそうなるとやっぱ眉毛が気になってきますね。眉毛の記憶が無い限りフラ兄さんも菊も幸せではあるんですが、不発弾がそのままだと（しかも威力がとんでもないもんだと）いつまでも不安ですからね。つーかアーサーから記憶無くなって開始した話なんでいつかは記憶が戻さないといけないわけで、戻った時のすったもんだがキモの話ということを考えると、そういう意味でも一番盛り上がるのは仏兄ちゃんを置いて他にいない。仏兄ちゃんにはえらく迷惑な話ですが、揉めるマンガなのでメインで存在する限り揉め事から無縁ではいられないのです。

　ちなみに誰と一緒になっても菊は幸せになります。相手によってアーサーの対応に差が出るだけ。こんなん↓



・アルフレッドの場合



　血涙流しながら断腸の思いで義弟に菊を委ねる苦渋の決断。結婚記念日のたびに寝込んでそう。



・耀の場合



　顔を合わせるたび千日戦争。「らんま１／２」みたいな感じ。ある意味一番平和かもしれない。



・イヴァンの場合



　顔を合わせるたび呪い合戦。顔を合わせなくても呪い合戦。表面上は何事も無いように見えるが、その実選ばれし者たちだけでゼロ時間でアプリポワゼして戦ってるかもしれない。




　そんでもって真打フランシス。





　私が描くと何か団地妻みたいになるんだよな。もういいや、マンションとかに住んでるんだこの人たち。そんで記憶戻った眉毛が隣に越してきて何かと顔出すんだ。嫌だ。


　めんどくさいのでアーサーの症状を「記憶が無い」と言ってますが、正確には無くなったのは「菊への恋心」なので、失われている間の記憶もちゃんと残ってる上で本来の気持ちが戻ってます。えらいこっちゃです。

　フランシスはアーサーに何が起こったか知るよしも無いので、突然あれほど執着してた菊への関心が全くゼロになった上に自分らが付き合い出しても知らん顔してるし、挙句結婚式の招待状を恐る恐る手渡してみても普通に受け取って、なおかつ憎まれ口で濁しながらもお祝いの言葉まで言われたりして驚愕しつつ、よく分からんけどまあいっか・・・と思ってたら、忘れた頃に血相変えたアーサーに胸倉掴まれて「・・・何でてめえが菊と結婚なんかしてんだ？」と凄まれるわけで、しかも獲物を横取りされた格好のアルフレッド、耀、イヴァンからも恨まれてるわけで、お気の毒・・・としか言いようがないですが、眉毛とかその他を何とか振り切っておうちに帰ると可愛い奥さんが幸せそうに出迎えてくれるので幸せと言ってもいいとは思います。

　マンガとしては面白くはあるんですがともかくも仏兄さんが毎日大変・・・なことは想像に難くないし、何よりこの設定の眉毛は別に何も悪さしてないのにこの仕打ちだもんで相当の不憫なわけですよ。でも私の信条として一旦ちゃんとくっつけた二人を引っ剥がすのはＮＧ！なんで仏日に変わりは無いわけで、発展させればさせるほどしょっぺえぇ・・・・。それこそ死ぬまで殴り合いの日々になりますな。

[10回]